「現代詩/詩論研究会」を開催します

 このたび、下記のような研究会を立ち上げることになりました。
 第1回目は7月18日(水)に開催します。発表は北川透さんで、『現代詩文庫9鮎川信夫詩集』(思潮社)のなかから「3兵士の歌」、「4イシュメエル」を中心にご発表いただきます。時間は18時からで、そのあとの討議を含めて2時間半程度を予定しています(その後、懇親会を行います)。
 参加希望の方、興味のある方は、連絡係・加藤邦彦までご一報ください。折り返し詳細をご案内差し上げます。また、今回は無理でも、次回以降のご案内がほしい方も、ご連絡いただければ幸いです。多くの方がご参加くださることを期待しています。

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拝啓 初夏の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
 さて、このたびわたしたちは、現代詩に関する研究会として「現代詩/詩論研究会」を立ち上げることにしました。戦後すでに70年近くが経過し、その間に無数の現代詩/詩論が書かれてきました。しかし、それらに対する批評的なアプローチはこれまでにも多くありましたが、研究としてはまだまだ不足している、といわざるをえません。今回、戦後以降の現代詩/詩論に関する検討の機会を持とうとわたしたちが考えたのは、そのような事情からでした。
 開催は年4回程度、場所はわたしたち3名に関わりがある下関市梅光学院大学で行います。下関まで足をお運びいただくのは難しいかと存じますが、ご事情の許す方は、どうぞ奮ってご参加ください。
 今回は、下関近隣や九州方面にお住まいの方で、近代詩や現代詩に関心のありそうな方を中心にご案内差し上げますが、周囲に関心のありそうな方がいらっしゃいましたら、この研究会のことをぜひともご紹介ください。参加資格は特にありません。学生、大学院生、詩を書いている方や一般の方も歓迎です。ただし今後、参加者には発表をお願いすることがあります。また、開催1回につき、参加者からは会費として1000円いただきます。これは、できれば年に1回、研究会の成果として冊子を作成し、その費用の足しにしたいという考えからです。
 お手数ですが、第1回研究会にご出席いただける方は、連絡係・加藤邦彦まで事前にご連絡くださいますようお願いいたします。また、第1回目の参加は無理でも、ぜひ今後も案内がほしいという方は、その旨お知らせいただければ幸いです。
 何か不明な点がありましたら、どうぞご気軽にお問い合わせください。
 みなさまと「現代詩/詩論研究会」でお目にかかれることを期待しております。
 以上、まずは略儀ながら書中をもちましてご案内いたします。 敬具

北川透 渡辺玄英 加藤邦彦