「現代詩/詩論研究会」活動報告および次回のご案内

 去る2012年7月18日(水)に行われました「現代詩/詩論研究会」最初の会合は、急なご連絡、しかも平日開催にもかかわらず、8名もの方がお集まりくださり、懇親会会場に席を移したあとも深夜まで、熱心な議論が続きました。ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。また、残念ながら今回の会合には参加できなかったみなさまも、今後時間の許す範囲でご参加いただければ幸いです。

 その最初の会合ですが、当初の予定では北川透さんが鮎川信夫の詩についてご発表くださる予定でした。しかし、これから戦後の現代詩および詩論を題材としていくにあたって、基礎的な問題の所在を探っておく必要があるのではないか、という北川さんからのご提案があり、発起人3名で協議した結果、急遽、「〈戦後詩〉という空間――体験とレトリック(修辞)について」というテーマで北川さんにご発表いただくことに変更しました。

 つきましては、その最初の会合を「第0回」とし、次回・第1回から、当初の予定通り、まずは戦後詩人から検討していきたいと存じます。

 次回・第1回は、もともとの予定をスライドさせ、鮎川信夫の詩を検討します。ご発表は、韓国の徐載坤さんにお願いしました。みなさまの便を図りまして、2012年9月8日(土)14時より、下関・梅光学院大学で開催したいと存じます。遠方で難しい方も多いと存じますが、どうぞ奮ってご参加ください。また、前回と同様、周囲にご関心のある方がいらっしゃいましたら、ご吹聴いただければ幸いです。

 なお、活動の記録や、今後の予定等を記したウェブサイトを作成しました。URLは
http://rivista.arrow.jp/genshiken/
です。第0回の北川さんの発表資料も、ここからダウンロードできます。ご参照ください。(このURLも、ご吹聴いただいて結構です。)

 お手数ですが、9月8日の研究会にご参加いただける方は、8月末までに連絡係・加藤邦彦までご連絡ください。なお、参加者からは会費として1000円いただきます。
 また、会終了後、17時30分ごろより下関駅周辺で懇親会を行います。会にご参加くださる方は、懇親会への出欠もお知らせくださいますようお願いいたします(土曜日なので、お店の予約が必要です)。

 何か不明な点などございましたら、遠慮なくお問い合わせください。

「現代詩/詩論研究会」でみなさまとお目にかかれますこと、楽しみにしております。