最近読んだマンガ

青春少年マガジン1978~1983 (KCデラックス 週刊少年マガジン)

　小林まことはとても好きなマンガ家で、特に『１・２の三四郎』と『柔道部物語』は何度読み返したかわからないぐらい。熱いマンガ家だなあ、と思っていたけど、実生活も熱かった。でも、そのマンガ家生活にそんなことがあったとは……。友情と貧乏とマンガにかける意気込みに、ただひたすら涙。また、そういう湿っぽい話をエンターテインメントとして見事に昇華している小林まことの才能に、とにかく感服。
　そういえば、ちょうど読み返している『ワンピ』でも、尾田栄一郎がしんがぎんの死について触れていて……。マンガ家が健康を損なわないようになるなら、多少の休載なら待ちますよ。最近は、そういうマンガ家たちの状況は改善されてきているのかなあ。