おはしの国@小倉北区

 コレットの裏側(?)にあるお店。「十四代」をはじめ、銘酒が飲めるというのでやってくる。さっそく「十四代」にチャレンジ。純米吟醸(銘柄失念。龍の落とし子でなかったことだけは確か)を飲む。甘みと旨味。薫り高く、バランスがいい。人気があるのも理解できる。その後、「十四代純米吟醸・龍の落とし子のほか、田酒、越乃寒梅、天狗舞〆張鶴、八海山、西の関(順不同)を純米吟醸を中心に飲む(いずれも70ml)。越乃寒梅、天狗舞は好きでときどき飲んでいるが、今回初めて飲んで気に入ったのは西の関。大分県のお酒なのでもっと甘いかと思いきや、それほどでもなく、すっきりして飲みやすかった。
 今回は、初めて「和らぎ水」(要するにチェイサーのこと)を飲みながら日本酒を味わった。すると、水を含む度に口の中はリセットされてフレッシュだし、飲むペースはゆっくりになるし、酔いが回るのもおだやかだし、とにかくいいことづくめ。日本酒を飲むときの飲み方として、今後も実践していきたい。
 あと、このお店は料理がとてもおいしい。焼いた白子、貝柱と三つ葉かき揚げ、合鴨の焼いたヤツ、そば豆腐、手打ちそばなど、日本酒と合うのは当然、いずれも抜群においしかった。お店の雰囲気もとてもよい。しかも、ずいぶん飲み食いした気がするのだが(しかもちょっと高めのお酒ばかり)、ふたりで¥12,000弱とかなりリーズナブル! いいことづくめである。お店を出たら、買ってまだ間もない折りたたみ傘がなくなっていたが(誰か酔客が盗んで帰ったのだろう)、そんなことが気にならないほどの満足であった。ひとりでも行けそうなお店。もちろん値段的にしょっちゅう行くことはできないが、ぜひまた行きたい。