感想

蟲師 (2)  アフタヌーンKC (284)

蟲師 (2) アフタヌーンKC (284)

「蟲」祓いを生業とする、ギンコ。妖怪が出てくる民俗学的なお話に、妖怪ではなく「蟲」が出てくるのがこのマンガ、といえばイメージしやすいだろうか。よーするに、「蟲師」ギンコが、「蟲」が原因となっている病気やら怪異現象を解決するお話。う〜ん、読んでいるときは幻想的で、展開もそれなりに面白いんだけど、今ひとつ心に残らないんだよなあ。オムニバス形式が理由なのだろうか、それとも話そのものが単純だからなのか。う〜ん。

特上カバチ!!-カバチタレ!2-(3) (モーニング KC)

特上カバチ!!-カバチタレ!2-(3) (モーニング KC)

行政書士、田村の奮闘記。この巻は、車の売買と保険をめぐる話。『特上カバチ!!』になってから登場する住吉さんが、いい「イヤな奴」ぶりを発揮している。ただ、読んでいてハタと気づいた。……もしかして住吉さん、ツンデレキャラ? 田村の「控えめで優しい彼女でもほしいなー」というセリフが伏線にもなっているし。そーいえば、今手元にないので正確には引用できないけど、この手のセリフは青木雄二ナニワ金融道』にも出てきたなあ。青木との師弟関係から考えると、同作のパロディとして計算してやっているかな?