『ヤッターマン』

 出演者以外の前知識がほとんどなく観にいく。アニメの世界をそのまま実写化したという感じ。パロディとオマージュの111分。ヤッターキングまで出てくるとは思っておらず、感激。深田恭子はもう少し声に張りがあるとよかった。存在感は圧倒的。これはドロンジョが主人公の映画。衣裳は途中からどうでもよくなる(笑)。それに対して、ヤッターマン2号の福田沙紀は影薄し。その点については1号の櫻井翔も同様。岡本杏理はいなくてもよかった。ラスト、阿部サダヲの芝居部分が長すぎる気が。何気にヒロトクロマニヨンズ)の歌うヤッターキングの歌がつぼにはまった。最近のほうはよく知らないけど、旧アニメ版を観ていた人たちには間違いなくオススメ。