今日の一日

 7時30分起床して、お風呂に。今回3回目。朝食はバイキング形式だが、このあとのことを考えて控えめにする。
 9時過ぎにチェックアウト。本数の少ないバスを待って、サッポロビール工場へ。館内を見学すると、最後にヱビスビールの試飲が待っていた。おいしくて上限の3杯までくぴくぴ飲む。今回の旅でもっとも充実した時間。ガイドさんによると、何でも上手なビールの飲み方をする人は泡の輪っか状のラインがグラスの内側にできるとのこと(ネットで調べたら「エンジェルリング」と呼ぶのだそうだ)。特に意識せずに飲んでいたら、きれいにこのラインができていて、周りのおじちゃんおばちゃんに褒め称えられる。いやあ、ビールの飲み方が上手かったところで特にいいことないと思うんだけど……(照)。ビールのおつまみで出てきたビヤクラッカーもおいしい。おみやげに買って帰ろうかと思ったが、かさばりそうなので断念。今度、ネットで注文しようっと。
 展示などをゆっくりみていたら、バスが行ってしまう。次のバスは約1時間後。ひなたぼっこしながら、ちょっとした持参の仕事をコツコツ。あったかくてよかった。12時30分ごろようやく駅に戻り、日田といえば焼きそばでしょう、ということで想夫恋へ。最初、道が分からず困ったが、アドエスのモバイルGoogleマップのおかげであっさり発見。こういうときに便利だなあ、スマートフォン
 食後、昨日に引き続き豆田町へ。いろいろな施設をみて廻る。驚いたのは、廣瀬資料館でみた帳簿用の版木。帳簿で使う用紙に罫線を印刷するためのものだが、魚尾付きのものもある。もしかしたらこれが原稿用紙の原型となっているのではないか。この版木、いつぐらいの時代のものなのだろう。
 おみやげを買って、今回の日田の旅は終了。15時過ぎ、バスでふたたび天神へ向かう。道が混んでてバスが遅れ、天神着は17時30分ごろ。天神ではまたもやラーメン屋巡り。まずは博多元助、続いて秀ちゃんラーメンへ。小倉行きのバスに乗り込んだのが19時、家に着いたのが20時30分ごろ。小倉駅の駅ビルに想夫恋が入っているのを発見して軽くショックを受ける。いいもーん、行ったのは本店だもーん。帰宅後、白泡ワインと、今日のしめくくりとしてビールを飲む。
 たくさん歩いたがあまり疲れは感じず。ここしばらくの論文執筆・整理の苦労を忘れさせてくれる、すばらしい気晴らしとなったひとり旅であった。